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加工現場のデータ管理

現場資産を守る!加工データ管理ソフトを活用した「セキュアな」データ管理方法をご紹介

現場で扱われるあらゆる加工データは会社の大切な資産となるため、データの所在や管理方法をルール化し正しく保管する必要があります。
今回は、加工データ管理ソフトを活用してCADデータやNCプログラムなど、加工に必要なデータをセキュアに管理する方法をご紹介します。

 
加工現場向けデータ管理ソフト「NAZCA5EDMLite」の製品イメージ。クリックすると製品ページへ移動します。
加工現場向けデータ管理ソフト「NAZCA5EDMLite」の製品イメージ。クリックすると製品ページへ移動します。
 

加工データの管理におけるリスク

加工データの管理においては、以下のリスクが伴います。

1 紙図面の持ち出しによるデータの紛失
 
紙でデータを管理している場合、データを持ち運ぶ必要があるため、所在が分からなくなるリスクが伴います。
特に、それぞれの担当者が異なる場所で紙のデータを使用する場面では、どこに保管されているのかが分からず、紛失や取り違えが発生しやすくなります。
また、保管場所に目的のデータが見当たらない場合は、そのデータを現在使用している担当者や場所が特定できないため、データを探し出すのに手間と時間がかかります。
 
2 意図しないデータの削除
 
エクスプローラーでデータを管理している場合、意図せずデータが削除されるといったリスクも起こりかねません。
データが削除されていることに気付くのが遅れ、データの喪失に気づいた時点で誰が・いつ削除したのかが分からない場合は、原因の追跡が困難になります。
このような状況では、データを一から作り直すといった余分な作業が発生し負担が大きくなります。
 
3 データの無断修正
 
複数の担当者で同じ加工データを扱っている場合、知らない間にデータが修正されるといった望ましくない状況が発生する可能性があります。
勝手にデータが修正されることで、どのデータが最新のものであるかが不明確となり、過去データで加工してしまうといったリスクが生じます。
このような事態は、納期遅延に繋がる可能性があり、企業の信用にも影響を与えかねません。
 

セキュリティリスクをなくすためにデータ管理ソフトへ求められる機能とは?

データ管理ソフトとは、製造業で使用するソフトウェアで設計や加工に関するデータを一元管理するためのツールです。
加工データの保存や検索・共有・変更履歴の管理などができ、加工データ管理に必要な機能を搭載しています。 ここでは、セキュリティリスクを回避するために求められる機能について紹介します。
 
1 加工データの一元管理
 
データの保管場所をシステム上にまとめることで、加工に必要なあらゆるデータを一括で管理できます。また持ち出すことがないため、紛失リスクがなくなります。
 
2 操作に対する権限設定
 
担当者ごと「データ編集可能」や「データ閲覧のみ」というように、操作に対して権限を付与することで、データを勝手に削除されたり修正されたりといったリスクがなくなります。
 
3 版管理機能
 
加工データを版管理することで、データの変更履歴や最新のデータが明確化されます。これにより、データの取り間違いリスクがなくなります。
 

「NAZCA5 EDM Lite」は、加工データをセキュアに管理できます

弊社が開発・販売する「NAZCA5 EDM Lite」加工現場のあらゆるデータを一元管理できる、加工現場向けのデータ管理ソフトです。
「NAZCA5 EDM Lite」には、以下の特長があり、加工データをセキュアに管理することができます。
 

≪ NAZCA5 EDM Liteの特長 ≫

 
1 CADデータやNCプログラム、加工指示書やPDFといった加工に必要なあらゆるデータを一元管理できる
 
紙図面を持ち運ぶ必要がなく、システム上ですべての加工データを確認できるため、紛失するリスクがありません。
また、複数のPCからシステムにログインしてその場で作業できるため、作業の効率化にも繋がります。
 
2 担当者ごとにデータの「削除」や「更新」「参照」といった権限を細かく付与でき、データを扱える範囲を制限できる
 
データの削除や修正といった、想定外の事態を未然に防ぐことができます。また、このような事態が起こった場合でも、データを扱える担当者が限られるため、原因特定と再発防止を促すことも容易です。
さらに、NAZCA5 EDM Liteは「排他制御」ができ、データの修正は1人の担当者のみに許可されます。これにより、同時に複数人が修正するリスクを回避でき、データの整合性も保たれます。
 
3 加工データを版管理し、NAZCA5 EDM Lite上には常に最新のデータのみを表示する
 
加工データの履歴を追うことができ、前回のデータを呼び出して比較できます。これにより問題が発生した際も、データの変更箇所を素早く確認し原因特定が容易です。
 
 

加工データ管理ソフトを活用して、大事なデータをセキュアに管理しましょう!

専用ソフトを活用して加工データを管理することで、データを「手軽に」「セキュアに」管理することができます。
今回ご紹介した「NAZCA5 EDM Lite」は、セキュリティ対策のための機能以外にも加工現場でのデータ管理に特化した機能を多数搭載しています。
ご興味がございましたら、お気軽にゴードーソリューションまでお問い合わせください!

 

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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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