発生した加工面不具合の原因究明に
特長
加工面不具合の原因をNCデータからアプローチ >>各種解析機能
加工面に不具合が発生した時にはパススコープで解析!解析結果と加工面を比較することで、不具合の原因を発見する手助けをします。
「切削シミュレーションでは現れなかったスジができた」「加工するたびに同じようなキズが出てしまう」「不具合の原因を突き止める時間がない」といった悩みに応えるソフトです。
NCデータはその場で修正
編集機能(※)がついているので、スムーズにデータを編集できます。
オークマ株式会社と共同開発
オークマ株式会社と共同で開発した新発想のソフトです。NCの保守整備、NCデータの精度向上に貢献します。
不具合解析機能
バックラッシ解析機能
- 各軸(X、Y、Z)の移動方向が変わる部分を色分け表示します。
解析結果が加工面と一致した場合、NCのバックラッシ補正量に原因があると考えられます。
断面線、走査線解析機能
- NCデータ断面の表示倍率を設定し、わずかな誤差を強調することでNCデータの精度を確認できます。
解析結果が加工面と一致した場合、NCデータの精度等に原因があると考えられます。
▼断面を設定


▼解析結果(断面をZ方向に400倍)

曲率半径解析機能
- NCで加減速が大きくなる箇所を点で表示します。
解析結果が加工面と一致した場合、加工条件またはNCデータの精度に原因があると考えられます。
▼加工面


▼解析結果

※上図の赤線部分は、不具合箇所を明示するためのものです。実際には表示しません。
等高線解析機能
- 長時間の使用で、NCの送り軸のボールねじやモーター、位置検出器等に周期的な不具合が発生すると、加工面に縞模様が現れることがあります。等高線解析では、NCデータを指定したZ高さで分割し、色分け表示します。
加工面不具合が解析結果の模様と同じ場合、不具合の原因である軸とピッチが特定できるので、NCの不具合箇所の特定が容易に行えます。
許容誤差解析機能
- 許容誤差の大きさを色分け表示します。NCデータがどのくらいの許容誤差で作成されたかを確認できます。
詳細情報表示機能
- クリック位置のNCデータや詳細情報を表示します。
『ナスカ編集』とリンクしているので、スムーズにデータを編集できます。

▼詳細情報画面

※クリックして拡大図を表示します。
編集機能
加工現場でのGコード編集に
- プログラム番号ごとに複写、移動、削除、検索、印刷、ファイル保存ができます
- 最大128対の同時検索・置換ができるので、メーカーの異なる機械で使う場合など登録して繰り返し使えます。
※編集機能は ナスカビュー、ナスカ[描画・編集](マシニング用)と同じです。
詳細仕様
動作環境
- 読み込むNCデータの32倍の空きが必要です。詳細は動作環境をご覧ください。
主なソフトウェア仕様
- 解析対象データ : X、Y、Zの3軸で動作するNCデータ
- 読込可能なデータサイズ : メモリに依存。メモリ2GB以上の場合、最大30MBまで読込可能。
<バックラッシ解析>
- 軸毎の移動方向及びその変換点を、要素の属性ごとに色分け表示。(表示/非表示の設定が可能)
- 加工軌跡の評価対称軸の選択(X/Y/Z)
<曲率半径解析>
- 曲率半径に応じて色別表示 : 計算した曲率半径に応じて赤から青へのカラースケールから色を取得し表示。
- 曲率半径の中心方向を線で表示。
<等高線解析機能>
- 軌跡を高さ別に色別表示 : 元データを同一方向の面で分割した点を表示。
- XY平面に平行でZ方向での断面を抽出 : Z方向での断面抽出基準位置と抽出ピッチから断面を抽出。(抽出した断面は点群データ)
<断面線解析機能>
- XZ平面に平行でY方向での断面を抽出 : Y方向での断面抽出基準位置と抽出ピッチと断面抽出数(最大12)から断面を抽出。(抽出した断面は点群データ)
- YZ平面に平行でX方向での断面を抽出 : X方向での断面抽出基準位置と抽出ピッチと断面抽出数(最大12)から断面を抽出。(抽出した断面は点群データ)
- 指定した3点を通る円弧と距離の倍率設定機能 : 指定した3点を通る円弧とその円弧の法線方向にある抽出した断面までの距離に倍率を設定する。倍率は円の法線方向にかける。
- 指定した2点を通る直線と距離の倍率設定機能 : 指定した2点を通る直線とその直線の垂線方向にある抽出した断面までの距離に倍率を設定する。倍率は垂線方向にかける。
- レイヤー表示機能 : 抽出した断面は1断面を1レイヤーとして表示する。
<走査線解析機能>
- 指定した2点間を通る断面を抽出。(抽出した断面は点群データ)
- 指定した3点を通る円弧と距離の倍率設定機能:指定した3点を通る円弧とその円弧の法線方向にある抽出した断面までの距離に倍率を設定する。倍率は円の法線方向にかける。
- 指定した2点を通る直線と距離の倍率設定機能:指定した2点を通る直線とその直線の垂線方向にある抽出した断面までの距離に倍率を設定する。倍率は垂線方向にかける。
- レイヤー表示機能:抽出した断面は1断面を1レイヤーとして表示する。
<許容誤差解析機能>
- 許容誤差に応じて色別表示:計算した許容誤差に応じて青から赤へのカラースケールから色を取得し表示。曲率半径の中心方向を線で表示。
<その他の機能>
- 表示変更機能 : 加工軌跡の線の色、太さ、点の大きさ
- 割り込み機能 : 描画倍率、回転位置、移動位置、視線位置
- 解析結果画面表示イメージ印刷機能
- 解析対象範囲を設定可能